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–odolの存在、音楽はどのようにして知りましたか?

ミゾべ君だけだったのかな、3〜4年前ぐらいに高円寺の古着屋さんの飲み会みたいなので、若手のまだ名も無きミュージシャン達とかモデルの子とか役者の子とか集まって飲んだ時に、初めてミゾベくんとお会いしたのがodolを知るきっかけですかね。

–そこでお互いバンドやってることを話したり?

そうですね。お互いその時、僕とかchelmicoのMAMIKOとか、音楽し始めて間もないAAAMYYYとか、小袋(成彬)くんとかまだソロで何もやっていなくてN.O.R.Kっていうユニットやってた時ぐらいの時に集まって。Tempalayもいたかな…ちょっとだけ喋ったりしました。

–odolの音楽を聞いてどう感じてますか?

単純にミゾべくんの歌いいなって素直に思います。バンドが音楽的に好奇心をもってトライ出来るアレンジとかそういうものって軸がないとぶれてしまうと言うか成立しないと僕は思っていて。
僕はボーカリストなんで、そこをボーカリストが軸になれてるかっていうの結構見たりするんですけど、そこは凄くいいバンドだなと思います。ミゾベくんの歌があっていろんなことをできるバンドだなと感じます。

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–初めてご一緒したライブイベント「DRIP TOKYO @ WWW X」で、リハーサル含めてライブを一日ご一緒させていただきましたが、ライブを観てどのように思いましたか?

そうですね、あの日3バンドとも機材がめちゃくちゃ多くて、お互いにお互いの興味ある機材を質問しあったりしてるのが凄い楽しかったですね。僕もドラムマシーンのやつ聞いたりとか、とても刺激しあえる1日だったなと思います。odolは人数が多い分、音数の迫力があって、どうしても僕らは限界のところがあるので、そういった面では少し羨ましさは感じたりはしましたね。

–odolのメンバーと、特にミゾべと話す機会がこれまで多かったかと思いますが、パーソナリティというか彼と接してみての印象はいかがでしょうか?

歌だけじゃなくてやっぱり彼の人柄というかその“人となり”が凄く魅力的だなと僕は感じていて、僕は学生の頃から変な奴が好きだったんですけど、その何でしょうね、ふわっとしてそうで、とても芯があるのにそう見えないのが、結構好きで…。
なんか変な子だなーみたいな感じで喋ってたら、言葉遣いが素敵だったりとか、視点が面白かったりとか、魅力的な人だなと思いますね。

–odolのNEW ALBUM『往来するもの』を聴いた感想をお聞かせください。

odolにしか出来ない音楽がこのアルバムには詰まってると思います。 僕は褒めることあんまりないのですがこのアルバムはとても素敵な作品だと思いました。
ミゾベ君はいい歌を歌いますよね。

PROFILE

雨のパレード
福永浩平

1991年生まれ。鹿児島県出身。
2013年にバンド「雨のパレード」を結成、2016年1stアルバム『New generation』でメジャーデビュー。2018年3月3rdアルバム『Reason of Black Color』をリリースしワンマンツアー“COLORS”を開催。ファイナルの日比谷野外大音楽堂を大盛況のうちに終了。ポストダブステップ、80’sPOP、インディR&B、エレクトロハウス、アンビエント、TRAPなど様々なジャンルを超えた音楽性はもちろん、アナログシンセやサンプラー、ドラムマシーンなどを取り入れたバンドという形態に拘らないサウンドメイクで大きな注目を集めている。

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